会長あいさつ

一般社団法人 千葉県臨床検査技師会 会長 綿引 一成

一般社団法人
千葉県臨床検査技師会
会長 綿引 一成

会員の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素より当会の運営・活動にご理解、ご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
さて、先の令和5年度通常総会におきまして役員改選が行われ、令和5年・6年度役員が承認されましたので新役員を代表しましてご挨拶を申し上げます。
代表理事会長として三期目となる今期は、新たな理事8名を迎え、総勢20名の理事と監事3名による新体制での船出となりました。改めてその重責に身の引き締まる思いであります。
当会は、1952年7月に千葉県衛生検査技術者会として発足し、1977年に千葉県臨床衛生検査技師会と名称を変更、1988年に社団法人の許可を得た後、2006年には「臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律」の改正に伴い、千葉県臨床検査技師会と改称しました。また、「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」の改正に伴い、2012年4月に一般社団法人 千葉県臨床検査技師会へと移行し現在に至っております。会員数は、現在2400名超で構成されています。
臨床検査技師の職能団体として、当会の目的である「県民に対する公衆衛生についての知識の向上、並びに地域保健事業を推進するとともに臨床検査技師の資質の向上と臨床衛生検査の研究開発を図り、もって県民の健康維持発展に寄与すること」を念頭に事業展開してまいります。学会や研修会の開催、精度管理事業へも積極的に取り組むことはもちろんですが、公益活動として「県民への公衆衛生啓発普及事業」や「生活習慣病防止啓発キャンペーン」に参加協力し、「全国検査と健康展」・「休日街頭HIV検査事業」などを継続して開催、参加してまいります。また、2024年4月より施行されます医師の働き方改革に伴うタスク・シフト/シェアに向け、多くの臨床検査技師が受講していただけるよう「タスク・シフト/シェアに関する厚生労働大臣指定講習会」を引き続き定期的に開催してまいります。
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、「5類」に移行し、多くの制限が緩和されました。withコロナからafterコロナへの移行は容易ではありませんが、未来に向けて積極的に取り組み、学会・研修会なども対面での機会を増やしていければと考えております。
今後も会員の皆様の声をお聴きし、当会の更なる発展に役員一同協同し取り組んで行く所存です。今後も会員・賛助会員の皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。