千臨技とは

一般社団法人千葉県臨床検査技師会とは
千葉県内に住んでいる方々の公衆衛生についての知識の向上、地域保健事業の推進を行い、臨床検査技師の資質の向上と臨床衛生検査の研究開発を図り、県民の健康維持発展に寄与することを目的とした団体です。

臨床検査技師とは

臨床検査技師とは病院、診療所、健診センター、検査センターなどの機関や医療関連の研究施設などで、血液など体組織に関する検体検査や、生理機能的検査を行う職業です。専門的 な知識と技術を問われるため、幅広い医療分野で活躍しています。

事業内容

千葉県臨床検査技師会は目的達成のため下記の事業を行っております。

県民の公衆衛生の知識の向上に関する事業

県民を対象とした公開講演の開催、また「全国検査と健康展」を開催し、県民の健康チェック・健康相談をおこなっています。

地域保健事業の推進に関する事業

県内の各地で開催される「休日街頭HIV検査事業」の検査業務を受託実施することで、千葉県の「HIV感染予防対策推進事業」に協力しています。また、小象の会(NPO法人生活習慣病防止に取り組む市民と医療者の会)が主催する生活習慣病防止啓発キャンペーンへ参加・協力しています。

臨床検査技師の資質の向上に関する事業

千葉県臨床検査学会(年1回)、学術セミナー(年1回)を開催しています。
また、各検査研究班においては年1回以上(延べ30回以上)の研修会を開催しています。

臨床衛生検査に関する調査、研究及び情報の提供に関する事業

「千臨技会誌」の発行(年1回)、行事予定表の発行(月1回、2ヶ月間の行事の掲載)、千臨技精度管理調査報告書の発行(年1回)を行っています。また、千臨技ホームページの充実に努めています。

臨床衛生検査の精度管理に関する調査、研究及び指導に関する事業

毎年、千臨技精度管理調査を実施し、報告書の発行と報告会を開催しております。また、共通の管理試料(チリトロール 2000 L)を使用して、千葉県検査値統一推進事業の支援等も行っています。

前各号の事業を達成するために必要な事業

千葉県臨床検査技師会では、県内の臨床検査データ標準化を実現するために、基幹施設ネットワークを構築し、標準化を実現するための事業を展開しています。この活動により、県内の施設間検査データの互換性は高まってきたとされ、今後も検査データの信頼性を維持管理するために、外部精度管理調査およびデータ標準化事業を継続していきます。