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新製品 富士ドライケム7000について

○菱河康成 福住直樹(富士フイルムメディカル株式会社)

【はじめに】

富士ドライケムシステム(FDC)は現在、血糖、NH3専用機のFDC100,300Gシリーズ、電解質専用機のFDC800シリーズ、卓上型生化学自動分析器FDC3500シリーズに加え、その上位機種にFDC7000シリーズを加える事になりました。今回はFDC7000の主な特徴についてご紹介します。

【FDC7000シリーズの特徴】
@操作性
FDC3500の簡単な操作性をそのままに多検体処理(5検体同時処理)を可能にしました。
・PF処理による全血検査対応
・電解質項目の同時測定・最大190テスト/時の処理能力
A新QCカードシステム
QCカードの情報を2ロットまで記憶できるようにしました。また、より安心してご使用いただくため、QC情報と使用されているスライドが一致している事をスライドに印刷した2次元バーコードで検出できるようにしました。
Bコンパクトな大きさ
W540×D420×H450mm、すでに生産を終了しているFDC5500より、幅で約5cm小さいコンパクトな設計でありながら、5検体の同時測定と比色項目180テスト/時、電解質90テスト/時の測定処理スピードを実現しました。

連絡先 03-3545-3308