年齢/性別:61歳 女性
採取部位(方法):胆管ブラシ診
臨床所見:胆管狭窄
MG染色

ランブル鞭毛虫
西洋梨形を呈し、小型淡染した原虫の虫体がみられる。2個の核を有し、後方に向かう鞭毛が認められる。ランブル鞭毛虫は大きさ5〜20μm、後端のとがった西洋梨形で、2個の核をもち、左右対称に4対8本の鞭毛を有する。スライドでは鞭毛の4対8本は、不明瞭である。主に嚢子形虫体を経口摂取することで感染・寄生し、腸内、胆道に栄養型で増殖する。