学会長挨拶

平成26年度 日臨技首都圏支部医学検査学会(第3回)開催のご挨拶

~UNION IS POWER~斜めチャコールグラデーシ 梅宮
臨床検査技師の多様性への挑戦

平成26年度日臨技首都圏支部医学検査学会(第3回)
学会長 梅宮敏文

 第3回日臨技首都圏支部医学検査学会を、一般社団法人 千葉県臨床検査技師会担当で下記の要領で開催するにあたり、担当技師会を代表いたしましてご挨拶申し上げます。

会期:平成26年9月13日(土)・14日(日)
会場:かずさアーク(木更津市 かずさアカデミアホール)

 本学会のメインテーマは「~UNION IS POWER~」、サブテーマは「臨床検査技師の多様性への挑戦」といたしました。この言葉は、1933年、三陸沖を震源とする地震が発生し岩手県沿岸は大きな津波被害を受けました。震災復興の道筋が見えぬ中、教育者の新渡戸稲造が岩手県内で講演を行い“Union is Power”という言葉を残しました。「復興」という目的に向かって連携を深め、力を束ねることの重要性を説いた言葉です。近年、高度で多様化した医療に対してチーム医療が重要な位置にあります。当然、臨床検査技師がチーム医療で果たす役割も多様性を呈しています。そこで、今こそ「 UNION IS POWER 」、臨床検査技師が一致団結してこの局面を切り開いて行く時ではないでしょうか。また、本学会は首都圏支部1都2県の強い団結力を示す場とも考えております。
学会場は木更津市にある「かずさアーク」で開催いたします。木更津市は、東京湾アクアラインの起点であり、アクアラインが来年度開催の神奈川県との架け橋となります。学会場の「かずさアーク」は、世界のDNA研究所が集まる「かずさアカデミアパーク」内にあり、自然豊かな環境で、学会場・展示会場・宿泊施設等は同じ施設内にあります。
公開講演は、首都圏支部1都2県が共有する東京湾の歴史を知っていただこうと、房総里見氏の歴史がご専門の、館山市立博物館長 岡田晃司氏に「東京湾と房総里見史」と題してご講演をいただきます。特別講演は、千葉大学大学院医学研究院分子病態解析学教授 野村文夫先生に「ポストゲノム時代の検査部における臨床検査技師の役割」と題して、ポストゲノム時代における臨床検査技師の多様性への挑戦と役割についてご講演をいただきます。本学会は、一般演題・千臨技企画・日臨技企画・ランチョンセミナーなど企画が盛り沢山です。首都圏支部ならびに関甲信支部会員の皆様はじめ、多くの日臨技会員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
最後に、学会企画・運営にご指導ご協力をいただきました千臨技会員、賛助会員はじめ関係各位に深謝申し上げます。

平成26年6月吉日

一般社団法人日本臨床衛生検査技師会 会長 宮島 喜文 ご挨拶

一般社団法人日本臨床衛生検査技師会 首都圏支部 支部長 齊藤 幸弘 ご挨拶